未来に活きる仮設住宅を問う

コンペティション趣旨

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40周年記念仮設住宅計画コンペティション

日本では、関東大震災(1923年)の際に同潤会を中心として応急仮設住宅が建設され、近年においても大規模災害発生の際のたびに応急仮設住宅が建設が実施されています。近現代において約100年弱の歴史を持つ応急仮設住宅はすでに建築文化の一つと考えられます。長屋という視点から見れば年中行事絵巻(平安京)にも見られるように古代からの歴史的建築文化といえます。
このように応急仮設住宅は生命や健康を守り快適性を備えた最小限長屋住宅であり、住環境の快適性やその性能・機能において過剰にならず過不足のない適正な計画とすることが求められますが、実現には建築技術や住環境の快適性等さまざまな分野への深い理解が必要となります。
現状においては、発災のたびにさまざまな問題や課題が提起され、とりわけ住環境についての課題が多い状況にあり、建築技術者や関係者の専門知識・理解度のボトムアップおよび、PM(プロジェクト・マネージメント)的スキームのブラッシュアップが必要な状況にあります。

そこで、本事業においては実際の用地を対象としたリアリティーのある《「未来に活きる」仮設住宅を問う》を募集し,提案立案を通して建築業界の将来を担う学生を含めた建築技術者等関係者の資質の向上・活用を図ります。本事業で得られる提出作品等成果品は、事業終了後においても災害発生時における迅速な応急仮設住宅の建設および、適切な居住環境を実現するスキームを確立する一助となることも期待できます。
また、本事業を通じて防災・減災に対する意識の啓発に努めつつ、災害発生時の「希望力」の向上を図ると共に、国民の建築技術者への理解や信頼を深め、建築文化の向上や進歩発展に寄与する事業とすることを目的とします。さらに、実在用地を対象とすることで神奈川県内の応急仮設住宅用地特性の理解を深め、自治体の対策に活かすことを踏まえて参考資料や情報の蓄積を目指します。

上記具体的方法のひとつとして、各種団体や市民が参加する「アイディアソン/ハッカソン大会」を200〜250名規模にて実施し、本コンペティションを通じて建築技術者等関係者の資質の向上・活用を図ると共に、行政や災害時に活動する公務団体および県内各種団体との協力体制の構築や、災害発生時のスムーズな連携を目指します。
また、これによる多角的なコミュニケーションプロセス体験を通じて、建築技術者や関係者の社会貢献や地域活動を行う際に重要となるヒアリング/ファシリテーション資質の向上をも目的として、広くアイディアを募集します。

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