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かながわ建築設計大山講が設立されました

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当委員会では、神奈川県内各地で景観維持形成やまちづくりについての活動をしております。
その中でも伊勢原においては数年に渡り、さまざまな活動をしております。

伊勢原にはとりわけ江戸時代に多くの人々が訪れた大山があります。落語の「大山詣り」にもあります大山講は、その当時では庶民信仰としてだけでなく商売繁盛や豊作、火消しの祈願などのほか、一大イベントとして娯楽を含めた旅でもありました。これら大山参りの様子はそれ自体が大山の景観を形成しているともいえます。

今回、有志によるかながわ建築設計大山講が結成されました。8月に結成された平塚の大山神宮の講とほぼ同時期と勝手に思っていますが(笑)、新しい講の結成は数十年ぶりの出来事だそうです。

当委員会から有志により多くのメンバーが参加したので、その様子をお伝えしたいと思います。

大山講の設立として正式参拝をしますが、よりリアルな体験をするために先導師旅館に前泊をしました。先導師(御師)とは、大山講におけるお世話をしてくださる方であり、先導師の旅館を定宿として期間中のお世話をして頂きます。
かながわ建築設計大山講における先導師は、まちづくり活動でも一緒に活動させて頂いている古宮旅館の古宮惣左衛門さまにお願いしました。

当日は、まずプレイベントとしてエキスカーションを実施しました。伊勢原駅にてエキスカーション参加者が集合した後、バスを利用して鳥居前にて下車をしました。この場所はちょうど三の鳥居がある場所になります。
ちなみに一の鳥居は数ある大山道の中でも主要な通りである「田村通大山道」の四ッ谷の入口に石造の鳥居として現存しています。また、二の鳥居は伊勢原の雨岳文庫の近くに現存しています。

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/三の鳥居

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/三の鳥居

三の鳥居より愛宕橋や阿夫利神社社務所の舞台、良辨滝など寄り道をしながら旧参道などを辿り、佃煮やまんじゅうなどの試食と買い物をして滞在する先導師宿古宮旅館に到着しました。途中、二次会用の地元のお酒「阿夫利大山」の生酒と濁り酒も一升瓶でしっかり購入しました。

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/玉垣

 

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/愛宕滝

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/愛宕滝

 

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/石太刀

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/石太刀

 

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/古宮旅館

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/古宮旅館

 

旅館に到着してからは、夜の会食までに先導師の古宮様から大山についてのお話しをして頂いたあと、産業能率大学の斉藤進教授より大山講の講義を1時間にわたりお話し頂きました。ちょうどこの頃に、雨が降っていたのですが、先生曰く「これは歓迎の雨だよ」と。阿夫利神社は雨降り祈願としてもよく知られており、大山が迎え入れてくれたのかと思います。そしてそのあとは、古今亭志ん朝の落語「大山詣り」を視聴して楽しんだ後、夜の会食となりました。

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/研修会

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/研修会

 

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/研修会斉藤進教授

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/研修会斉藤進教授

夜の会食では大山豆腐に舌鼓しつつおおいに盛り上がりをみせる宴会となりました。たくさんお酒を飲んだので実は足が出てしまっていたのですが、楽しく過ごせたので良しとしましょう。

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/夜会食

かながわ建築設計大山講20171208/エキスカーション/夜会食

お食事が終わったあとはお風呂に入って汗を流し、そのまま宿にて二次会へと突入し話題の尽きない宴となりました。翌朝、宿の方に「建築系の方はすごい飲みっぷりですね」といわれましたが、たぶん粗相はなかったかと思います(笑

さて、大山講当日を迎えますが、事前に伊勢原市の担当の方にお願いをして行衣とミニ納め太刀をお借りしていました。また、地元の青年会議所から木の納め太刀もお借りしたのでこれらで身支度を整え、先導師によるお祓いを受けたあと記念撮影をしていざ出発となりました。ここからいよいよ大山詣りの景観を自分たちでつくる実践になります。

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/出立

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/出立

 

坂道を上っていくと、当然ですが観光客や参拝の人たちがみな注目していきます。この日はちょうど大山阿夫利アドベンチャーレースも開催されていたので大勢の方から「おはようございまーす!」というご挨拶をさせていただきました。

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/こま参道

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/こま参道

362段の階段があるこま参道を抜け、山を登るのはちょっと横着して大山ケーブルカーに乗り一路阿夫利神社下社に向かいました。とてもよい天気に恵まれたので、江ノ島や三浦半島までよく見渡すことができました。まさにこれがミシュラン二つ星の景観という眺望でした。

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/こま参道

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/こま参道

 

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/ケーブルカー

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/ケーブルカー

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/ケーブルカー

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/ケーブルカー

神社へ上がる階段で記念写真撮影をしたあと境内に入り、受付を済ませていよいよ正式参拝がはじまりました。おなかに響く太鼓の音に身が引き締まりつつ儀式は滞りなく行われました。が、最後に誰も想像していなかった授与式があり、講元、副講元、世話人、顧問の嘱託状とゆふだすきが授与されました。ここまでされると一回ぽっきりというわけにはいかないぞとみな内心思ったとのこと(笑)

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/阿夫利神社下社

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/阿夫利神社下社

 

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/阿夫利神社下社正式参拝

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/阿夫利神社下社正式参拝

 

お神酒をいただき神社の前で記念撮影をしてのちは、茶屋でおでんと日本酒をいただき(まだ飲むのか)帰路へと折り返しました。途中、大山寺へも立ち寄りつつ、大山詣りの行列の景観を多くの方の目に焼き付けて旅館へ戻りました。印象的だったのはお店のみなさんが行きは「いってらっしゃい!」、帰りは「お帰りなさい!」と声をかけてくださったことです。

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/阿夫利神社下社正式参拝記念撮影

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/阿夫利神社下社正式参拝記念撮影

 

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/大山寺

かながわ建築設計大山講20171209/大山講/大山寺

 

先導師旅館に戻り、お昼にきのこたっぷりのお蕎麦を頂いて無事すべての行程が終了となりました。ご参加頂いたみなさまには大変楽しかったとのお言葉も頂き、良いイベントになったのではないかと思います。

今回は20名の講員により催行となりましたが、先導師宿のお部屋はまだ余裕があるので来年はもう少し増員して実施できるかと思います。
来年は時期を本来の大山講シーズンとなる7月27・28日にて開催する予定です。かながわ建築設計大山講は有志の集まりです。神奈川県内で活動されている建築関係の方は、どなたでも参加できますのでご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

神奈川新聞社のカナコロで記事掲載されました。どうぞこちらもご覧下さい。

数十年ぶり、新しい大山講 伊勢原、驚く関係者

カナコロ
http://www.kanaloco.jp/sp/article/296704

ヤフーニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171210-00022406-kana-l14

dメニューニュース
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-105379515

えのぽ ふじさわ・えのしまポータルサイト
http://www.enopo.jp/topics/22516-2017-12-09-22-48-13.html

伊勢原市景観シンポジウム開催

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景観・まちづくり専門委員会では、伊勢原市と協働で景観ビュースポットマップの作成やイベントなどの活動をしています。
昨年開催された伊勢原市景観シンポジウムでは、景観についての講演とワークショップのファシリテーターをさせて頂きました。

今年も12月17日(土)に景観シンポジウムが開催されます。委員会メンバーも参加してワークショップを盛り上げたいと思います。伊勢原市の方だけでなく景観やまちなみに興味のある方はぜひぜひご参加ください!

平成28年度「伊勢原市景観まちづくりシンポジウム」を開催します。
今年で7回目の開催となるこのシンポジウムでは、毎年多くの市民の皆さんの参加により、伊勢原のまちの魅力などについて話し合いながら、景観まちづくりについて意見交換をしています。
今回のシンポジウムでは、第1部として、先日開催しました「いせはら景観写真展」の表彰式を、第2部として、身近に取り組める景観まちづくりについてご紹介した後、参加者の皆さんでディスカッションしていただく予定です。
皆さんも一緒に、伊勢原のまちの景観について考えてみませんか?

http://www.city.isehara.kanagawa.jp/docs/2016112800054/

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