事務所ビルの場合

事務所ビルは鉄筋コンクリートという内部に鉄筋が入ったコンクリートで作られていることが多いです。

コンクリートの建物はコンクリートの良し悪しが耐震性に大きく影響します。

そのため、コア抜きと言ってコンクリートのサンプルを採取します。つまり、建物に穴を開けて茶筒ぐらいのコンクリートを取ります。もちろん穴は塞ぎますので問題ありませんが、多少見た目は悪くなります。

そのコンクリート強度を調べて、耐震診断を行います。

それで耐震性に疑いあり、となった場合は耐震補強に移ります。

補強方法は強度を増すように耐震ブレースを入れたり、壁を増やしたりする方法と、粘り強さを出すために構造スリットという壁に切れ目を入れる方法もあります。

これは廊下の外側にブレースを追加した例です。

これらを組み合わせて耐震性を上げていきます。

また、鉄骨造の場合は、溶接やボルトの調査を行い、耐震診断を行うようになります。

鉄骨造は骨組みが鉄で出来ています。

そのため溶接部分は超音波検査を行い、しっかりと付いているかどうかを調べます。鉄骨造はいろいろな部品を組み立てて建物を作るので、その一つ一つの耐力を調べて耐震診断を行います。